タイ編!アジアン雑貨の仕入れを学ぼう!
こんにちは。TAKAKINです。
アジアン雑貨屋で働いて私ですが、他店の商品を見ると
「これ、どこで仕入れたんだろか~??」
と、よく思ったものでした。
バイヤー時代は、現地へ足を運び色々なところを歩いて探し回り仕入れ先を開拓していきましたが、現在は退社していることもあり、どこで仕入れていたのか…、明記できる
範囲で記していきたいと思います!
※仕入れ先は昔仕入れていたお店なので、現在も営業しているかは保障できません。
ご了承くださいませ。
その前に「アジアン雑貨」って?方はこちらをどうぞ!
具体的にどんな商品を仕入れられる?
ここではアジアン雑貨屋さんがタイで仕入れられるアイテムを中心に、各商材について細かく見ていきたいと思います。
※TAKAKINが仕入れたことのある商材についてのみとなります。
主な仕入れ場所は下記となります。
●プラトゥーナム市場
●チャトチャック市場
●ボーベー市場
●サンペーン市場(中華街)
上記の場所を中心に衣類、靴、雑貨などの商材を仕入れられます。
◆ファッションについて◆
タイには世界中のバイヤーが来ている場所でもあり、衣類、靴など、ファッションに関連するものはひと通り揃うかと思います。
・染物
タイダイ染めが有名かと思いますが藍染や草木染めなどもあります。
タイダイは名の通り、英語でtie=「絞る」 、dye=「染める」、という意味ですね。
昔に比べると、染め合いやデザインにバラエティが増え、お気に入りのアイテムが見つけやすくなっているのではないでしょうか。
ただ、染め物は洗濯での色落ちが激しく、色落ち止めの処理をしているか、 お店の方に確認すると教えてくれます。
それでも、洗濯時の色落ちは激しいですけどね…
・柄物アイテム
プリント物が多くあります。
Tシャツなど印刷されるようなワンポイトのものから生地全体にプリントされたものまで、用途にあったものを選べるかと思います。
▼染物・柄物の仕入れにオススメな場所▼
プラトゥーナム市場、チャトチャック市場、ボーベー市場
・デザイン
完結に言うと、アジアのデザインといった感じで、洗練されたものは少なく、う~ん…と考えてしまうようなものが多くあります。
特に、アジアン雑貨屋に特化したようなアイテムは、昔からのデザインを流用していることが多く、日本人の感性からすると少し古く見えてしまうものが多くあります。
それでも、最近は韓国や中国から新デザインが流入し、以前と比べると新しさを感じるものも増えてきています。
また、オリジナルでの作成も可能なので日本人に向けたデザインを自分で起こし作成してもらうのも良いかと思います。
※オリジナル品作成にはロット(最低発注数)がありますが、タイは低ロットで作成ができますよ!
▼洗練されたデザインの仕入れにオススメな場所▼
プラトゥーナム市場、チャトチャック
・生地
コットン、レーヨン、ポリエステルなど多様な生地を使って作られています。
特に暑い国であるため、コットンやさらっとした生地のレーヨンを使ったアイテムが多くあり、夏に販売する商材としてピッタリのものが多いです。
反面、冬向けの商材は弱く、あったとしても値段が高い場合が多いです。
▼夏物衣類の仕入れにオススメな場所▼
プラトゥーナム市場、チャトチャック、ボーベー市場
▼冬物衣類の仕入れにオススメな場所▼
プラトゥーナム市場、チャトチャック
・伝統生地
タイには、昔から伝えられている伝統の生地があります。
「モン族生地」「アカ族生地」「リス族生地」「カレン族生地」「タイシルク」「ジョムトンコットン」などなど、多くあります。
ポーチなど、小さな雑貨であれば比較的安価で手に入りますが、衣類や、古布は高単価のものが多いです。
▼伝統生地の仕入れにオススメな場所▼
チャトチャック、チェンマイ
・Tシャツ
暑い国ということもあり、色々な所でTシャツは販売されています。
デザインも豊富にあり、必ず気に入るものがあるといっても過言ではありません。
ちなみに、有名ブランドの偽物も多く出回っていますが販売はおろか、個人輸入もできませんので注意してくださいね!
また、厚くて丈夫なことでも有名で、生地も100%コットン生地のものから、化繊生地のものまでとにかく、ありとあらゆるTシャツを多くを取り揃えています。
もちろん、オリジナルのプリントTシャツも 作成可能なので、是非、試してみてください。
▼Tシャツの仕入れにオススメな場所▼
プラトゥーナム市場、チャトチャック、ボーベー市場
※ボーベー市場では、格安でTシャツを仕入れられますよ!
・シューズ
サンダルを中心に仕入れることができます。
これも、暑い国ということで夏向きのアイテムが多く揃うかと思います。
デザインもカラフルなものから、チープなものまで、色々な種類を仕入れることができるかと思います。
▼シューズの仕入れにオススメな場所▼
チャトチャック、サンペーン
さて、ここまでタイで仕入れることができる衣類を紹介してきましたが、いかがでしょうか?
オリジナルアイテムは小ロットから作ることができ、完成されているものを、そのまま買ってくることもOK!
※オリジナルのものでなくても、自店のタグなどは頼めば付けてくれるところが多いです。
ただ、事前にタグは作って持っていきましょうね~
◆アクセサリーについて◆
タイのアクセサリーと言えば、エスニックなデザインなものからシルバーなどを使った男性物まで 、お手頃な価格で仕入れることが可能です。
チャトチャック、サンペーン
▼シルバーアクセサリーの仕入れにオススメな場所▼
プラトゥーナム市場(パラディウム ワールド ショッピングセンターB1F)、
カオサン
◆インテリア雑貨について◆
品質も程よく、手ごろな価格なアイテムが揃うタイのハンドメイド雑貨。
お香立てなどの小さな物から、テーブルなどの家具類まで多くの種類をそろえることができます。
定番のものと言えば、お香やアロマを使用したフレグランスアイテム、古木を使った写真立てや小物入れなどのアイテム、青白陶器などの食器類やキッチン雑貨、クッションや枕などのファブリックなど、とにかく多くのものを揃えることができます。
ただ、日本にへ仕入れることが難しいアイテムがあるので、下記の点には注意してください。
①陶器類やキッチン雑貨など、食品に触れるものは食品衛生法に基づき、食品輸入と同様の手続きが必要です。
②石鹸、化粧品などは薬機法の規制を受けるため、国内で販売を行うには「化粧品製造販売許可」等の許可が必要となります。
また、マッサージ器具なども薬機法の規制により医療機器に指定され許可はは必要となります。
③イネワラを使用したクッション(三角枕など)は輸入ができません。
④お香、アロマオイルなど植物由来製品を除き自由に輸入できますが、電気用品が使用されている場合は電気用品安全法の規制を受けます。
上記以外のアイテムについても、規制に触れるものもあります。
販売を目的とした輸入については、いま一度、ご注意下さい。
なお、観光でのお土産では基本規制がかかることはありませんが、販売とみなされる量を持っていたりすると規制対象となる場合があります。
まとめ
タイといえば、アジアン雑貨の本場ということで多くのアイテムを仕入れられることが可能です。
また、オリジナルアイテムの作成も可能なので、他店と差をつけたアイテムを仕入れることも可能です。
まず、何でも揃っているチャトチャック市場を見ておくと、どんなアイテムがタイで販売されているのか把握できるので初心者の方はココから足を運んで
みるのがオススメです!。